前回から期間が空いてしまいました

今回はフルスクラッチでパンツァードライジーネをつくっていきます

まずそもそもパンツァードライジーネとはなんぞやという話なんですけど
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パンツァードライジーネとはドイツ軍が製造、使用した装甲気動車で線路を走る装甲車みたいなものです。パルチザンによる線路破壊活動の監視や鎮圧、速度を生かした前線への威力偵察などに使用されました

通信型や指揮型、機銃搭載型などありますが今回は戦車砲を装備した砲車を製作します

ちなみに動画化してるのでよかったらご覧下さい↓
https://youtu.be/qyyI3ijU0ho


では作っていきます
今回はフルスクラッチなので紙に車体を書きます
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砲塔はプラモデルのものを使用するので同じサイズのものを載せてバランスを見ながら車体を書きます
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サイズが決まったらペーパークラフトの要領で立体化します
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サイズが決まったらそれぞれの面ごとにプラ板を切り出してペーパークラフトに貼っていきます
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砲塔のプラモデルも仮組みします
ちなみに実車の砲塔は3号戦車N型のものですが、入手が難し買ったので近い形の4号戦車短砲身型を選びました
使用したのはハセガワの1/72スケールプラモデル
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段々と形が見えてきました
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プラ板の隙間をパテで埋めます
埋めている間に動力をば。
台車には車掌車や旧ワム、ミニトキなどの小さい台車を加工し、カプセルプラレールのモーターを使い極小動力を搭載。自走可能にしました
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車体四隅にプラ坊で支柱をつけることにより車体を支えています
ギヤは1枚しか噛んでいないので手転がし遊びは出来ません
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車体の隙間を埋めたパテが乾いたら不要な部分を削り、装飾していきます
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まずは車体下部。マフラーと給排気口を作ります。マフラーはプラモの廃材を使用しています
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ちなみに台車をはめた状態で裏から見るとこんな感じ

前面、側面、上面にも装飾していきます
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バッファーはトーマスの貨車から流用
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スコップやオノなどは1/48スケールのプラモデルの余り物を使用しました
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側面と前面の丸いのはベンチレーターです
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車体でも不鮮明なところは多少オリジナルでそれっぽくしています
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砲塔や機銃を取り付けてみます
いい感じ
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この時砲塔は完成させていませんがこのあとちゃんと接着して組み上げています
そして塗装、サフ→ジャーマンイエローで塗装し、細部を筆塗りで色付けしていきます
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これが自走するんですよ…?やばい
最後にデカールなどを貼ります

ということで…
パンツァードライジーネ 砲車 完成です
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かっこいいな(自画自賛)
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前面
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側面
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上面
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前と後ろで前面形状は違います
台車の向きを変えることでどちらでも進行方向になります

ここからモノクロで雰囲気写真
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ちなみに専用の金属チェーンを使うことで通常のプラレールと一応連結器できます
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さて、完成した感想ですが…
TMC-200以来2回目のフルスクラッチでしたが、少し慣れたこともあり出来の良い作品になりました。青ガマ氏によるみんプラにも応募して取り上げてもらったり、第2回P-TREC運転会で走行させたりしました。インパクトは抜群なので製作して良かったです。
出来ればドイツ軍の車両をもう少し増やしたいなぁ…と思っていたり。